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Joe / My Name Is Joe Thomas (ジョー)

Joe / My Name Is Joe Thomas
Joe12


不倫ソング"All the things"でR&Bファンの心をがっつり掴み既に20年以上のキャリアを積んだシンガー。
3rdアルバムにファミリーネームを足しただけの非常に紛らわしいタイトルの新作をレビュ。

ジョーの12th「My Name Is Joe Thomas」`16年リリース。

tr.1 Lean into it
シンプルかつ静かに始まるヴォーカルとドラム主体のスロウ。制作はデレク・DOA・アレン
緊張感のあるシンセやストリングスも散りばめられてはいますがかなり地味。

tr.2 Don't lock me out
手数の多いパーカッションと重めのストリングスが印象的なやや前のめりなノリのミッド。
DOA・アレンの手掛けるトラックはかなり上品なヒップホップで手数のわりに歌の邪魔をしません。

tr.3 Wear the night
アレンとジェラルド・アイザックという方が制作、湿度高め熱量低めのラテン・ギターとヴォーカルで聴かせるスロウ。

tr.4 So I can have you back
アレンとアイザック制作、アタック弱めのぼんやりしたトラックで対照的にジョーのヴォーカルが浮かび上がるスロウ。
ここまでの曲と傾向は似ているものの、ヴォーカルの熱量があがっておりコーラス無しでしっかりと押し切ります。

tr.5 No chance
これもアレン、アイザックが制作、焦燥感のあるトラックと歌メロにストリングスを絡めたミッド。
変則的な早めのドラムに言葉が詰まり気味なのでやや90年代風というかいつものジョーっぽい曲。

tr.6 Happy hour
Damo Farmerという方とアイザックが制作、グッチ・メインをフィーチュアしたトラップ風味のミッド。
今風のエレクトロ・ポップから派手な要素をごっそり削いだような楽曲で地味ながらも分かり易い曲。
ほぼドラム抜きの部分でラップしているしているせいかグッチの存在感はかなり薄め。

tr.7 Hollow
妙にカントリーっぽい曲で制作を務めるZach Crowellと女声ヴォーカルのHeather Morgan共にそちらの人のよう。
地味なメロディとプロダクションの今作にあってはかなりポップで分かり易いミッド。
とは言え従来のジョーのイメージから逸脱するような曲にはなっておらず、かなり出来の良い逸品です。


tr.8 Harricane
アレン、ファーマー、アイザックによる静かな中にも力強さを感じるスケールの大きなスロウ。
なぜ今回ここまで地味なプロダクションで仕上げたかの答えが得られるであろう素晴らしい楽曲です。
がっつり感動系の仕上げをしてしまいそうなメロディですがコーラスすら取り払った潔い出来。

tr.9 Can't run from love
上記3名、DGDエフェクトによる浮遊感のあるというか掴みどころのないミッド。
音と歌メロが揃ってぼんやりしているので悪い方向に相乗効果が働いてしまっています。

tr.10 Tough guy
DGDが制作、ピアノとストリングス主体のトラックに透明感のあるコーラスを乗せたスロウ。

tr.11 Lay you down
DGDが制作、ちょいティンバったトラックでフューチャリスティックR&Bを思い出させるミッド。
コーラスとリードも従来のR&Bに近い構成なので安心して聴ける楽曲。

tr.12 I swear
オール・フォー・ワンのヒット曲とは異曲。ほんのりレゲエ味を塗したメロウ・ミッド。
制作はファーマーとアイザック。音数が少ない以外は従来の作風に近い仕上がりです。

tr.13 Love centric
アレンとアイザック制作。ヴォーカルを前面に出したホンワカ黄昏系のミッド。
クラシカルな手触りどころか音が良い所を除けば完全にクラシック・ソウルそのもの。主役の歌もこれがベストでしょう。

tr.14 Celebrate you
しっかりと音数こそ絞ってはいるものの、今作ではちと場違いにも聴こえそうな陽性のポップ・ミッド。DGD制作。
70年代のソウル、ファンク的な音を使いつつも極力地味に仕上げてあり、雰囲気を壊さないギリギリを狙ったようです。

tr.15 Our anthem
これもアレンとアイザックによるtr.13と似た質感のクラシカル・ソウルでモノラル録音じゃないのが不思議。
ジョーの燻り気味の熱いヴォーカルとトランペット、ピアノでファンキーに聴かせる素晴らしいポップ・ミッド。

tr.16 Hello
アデルのカヴァ。原曲未聴。制作はアレンとアイザックでtr.8と同様の重厚な爽やかさを打ち出すスロウ。
他の曲と違い早めに歌の熱量を上げてきてストリングスの音量も大きいので、今作においてはやや過剰演出気味。


装飾を剥ぎ取り過ぎたせいで中盤までは戸惑いっぱなしにさせられますが、tr.8からはグイグイ磁力を増してきます。
意欲的なプロダクションと素晴らしい楽曲もありますが、従来のファンに安心して勧められる作品ではないのでまずは試聴を。
i tunes等なら7,8,13,15がオススメ。どれもこれまでとは違ったタイプの曲ながら素晴らしい仕上がりです。
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