スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Keith Sweat / Dress To Impress (キース・スウェット)

Keith Sweat / Dress To Impress
KeithSweat12


全く持って後継者が現れる気配のない個性的な声とメロディ、音作りで30年にわたり君臨するヴェテラン・シンガー。
正統派とは言えないそのスタイルのせいかシンガーとしての評価は高いとは言えませんが、名曲を多く生み出しています。

キース・スウェットの12th「Dress To Impress」`16年リリース。

tr.1 Good love
あっさりとしたイントロに拍子抜けしてしまいますが、柔らかい音とコーラスが心地よい、ほんわかメロウ・ミッド。
制作にはデレク"D.O.A."アレンも関与。クラシカルなソウル風のトラックに珍しくキースの歌もソウル濃度高め。

tr.2 Tonight
今年復活作をリリースしたシルクを客演に迎えた、コーラスの美しさがさくれつするドリ~ミ~な激甘スロウ。
制作にはシルクのビッグGとワーリー・モリス、更にはチャーリー・ウィルソンの名も。まさかあの人でしょうか?
ソウルの王道を行くプロダクションとメロディ、粘っこい♪ベイベ、ベイベエ♪が耳を捉えて離さない、極上の逸品。

tr.3 Just the 2 of us
あの名曲とは異曲ですが、並べて聴いても遜色ない素晴らしい仕上がりの、甘く切ないメロウ・チューン。制作はワーリー。
過去の名曲群を想起させる新人女性シンガーのタキヤ・メイソンを起用しており、期待を裏切らない極上の楽曲です。
フェイドアウトする際のタキヤによるフェイクは♪ノバディ、ノバディ、ノバディ♪だったりしてサービス満点。

tr.4 Pulling out the one
以前LSGにおいてカヴァしたミッドナイト・スター/Curiousに似たトラックにまろやかな歌メロを用意したポップ・ミッド。
制作とコーラスにはチャーリーおじさんの作品にも参加していたFrancesca"Francci"Richardが参加しております。
清涼感あふれる楽曲に彩りを添えるファルセット・ヴォイスが印象的ですが、それがフランシーかな?

tr.5 Special night
タイトル通り夜向けのまったりスロウ。キースの得意とする地味な楽曲で、クレジットもほぼ御本人のみ。
愛想の良い曲が多い今作では貴重な作風で低音の出るプレーヤーで聴いて頂きたいです。ユーチューブで済ませてはダメ。

tr.6 Back and forth
往年のファンには嬉しいインパクトを残すであろう、トークボックスをたっぷり使用したとろとろメロ~チュ~ン。
ボクサーはByron"Mr.Talkbox"Chambers、制作にはデレク・アレンなどが関与。ザップ好きにもオススメできる逸品です。

tr.7 Give you all of me
こちらは今作一のイムパクトを残してしまうであろう、80年代型ブラック・コンテンポラリーのアップ。NJSではないのがポイント。
ややデビューが遅く、ブラコン後のシーンを作り上げたキースなので演っても不思議はないですが、あたしゃビックリだよ。

tr.8 Missing you like crazy
ごりごり教会系シャウター好きの皆様が歓喜する、ドゥルー・ヒルをフィーチャした正統派クラシック・ソウル。
後半は完全に主客逆転してジャズとシスコが大暴れ。キースの存在感はありませんが楽曲自体は極めて素晴らしいです。

tr.9 Lovers & friends
前述のフランシーが制作とコーラスに参加。詳細不明ながら女声コーラスも入ったしっとり滑らかスロウ・ジャム。
ウワモノのピアノとフィンガーティップ、女声コーラスが品良く繊細、やや熱量高めの主役の歌が映える逸品です。

tr.10 Feelsgood
こっそりモーグ・シンセ風の音も聴こえる、クラシック・ソウルの堂々たる風格の漂うゆったりとしたスロウ。
クレジットによるとTB入りとの事ですがイマイチ聞き取れず。あくまでキースのソウルフルな歌が主役です。

tr.11 Better love
ワーリー・モリスも参加していますが、かなりキース度の高い夜向けのまったりメロウ・ミッド。
今作では最も、例のメェ~メェ~やる気あるのか無いのか分からないヴォーカルが聴ける、ある意味安心な曲。

tr.12 Dressed to impress
ちょいラテン風のギターにパーカッションを中心に隙間多めで仕上げた緊張感と気だるさの共存するミッド。
主役のリードは普段通りぬるっとリラックスしていますが、重めのコーラスで装飾してやや濃いめの楽曲に。

tr.13 Can't let you go
デレクが制作を担当した、フックに90年代の雰囲気があるメロウ・ミッド。
いつも通り地味な歌メロなくせに何故か引き込まれてしまう中毒性があります。恐らくコーラスがポイント。

tr.14 Say
終盤にはコーラスとヴァイオリンでしっかり盛り上げてくれるものの、ほぼピアノとリードのみで聴かせるスロウ。
絶対的な歌唱力の持ち主でなければやってはいけないタイプの曲ながら印象的なフックで巧みに聴かせてくれます。
素晴らしい出来に感心しつつも、いつも通りの仕上げならとんでもない名曲になったのでは、とも思ったり。

tr.15 Get it in
コーラスの感じがあまりにもキースでスウェットしているのがステキ過ぎる、まったりメロウ・チューン。
当然歌メロは地味で掴みどころの不鮮明なモノで、もう、お好きな方にはタマラン仕上がりです。

tr.16 Let's go to bed
アルバムの〆に相応しい重厚な音とゲスト、LSGの盟友ジェラルド・リヴァートを迎えたこってりスロウ。制作はデレク。
生前の録音にキースを加えた疑似デュエットでしょうがキースもジェラルドに張り合ってゴリっと歌います。


メジャーでは影も形もありませんがインディ中心にソウル回帰の流れがあると見たのか、クラシカルな楽曲が多いのが特徴。
普段よりもヴォーカルは熱めで歌メロの愛想が良いので、御新規さんにも分かり易いアルバムと思われます。
あえて欠点をあげつらってみるなら、キースならではの粘っこいヴォーカルと曲が少なめ、といったトコでしょうか。
実力充分な豪華ゲスト陣に引けを取らぬヴァラエティ豊富な曲調と相変わらず高い中毒性で隅から隅まで楽しめる傑作。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
プロフィール

heyzo

Author:heyzo
レビューするよ。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。