スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Five Finger Death Punch / Got Your Six (ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ)

Five Finger Death Punch / Got Your Six
5FDPGY6

頭の悪いビジュアル、米国らしいリフとグルーヴ、北欧メタルの臭い甘みを、卓越したビジネス・センスでまとめたバンド。
先日レビューしたディスターブドと並び、そっち系を毛嫌いしている方でも聴けそうなニューメタル・バンドの代表。


ファイヴ・フィンガー・デス・パンチの6th「Got Your Six」`15年リリース。

tr.1 Got your six
リフとグルーヴを前面に押し出した凶暴かつ極めて暑苦しいへヴィ・メタル。
メロディアスな部分はギターソロのみが担っており、リフのうねり具合をとことん楽しめる傑作。

tr.2 Jekyll and Hyde
エフェクトを掛けた単調なヴァースと粗野な集団コーラスによる鬼キャッチィなフックの対比が鮮やかなへヴィ・ミッド。
5FDPにしては音の密度、特にドラムが控えめで骨太なアメリカ産メタルの旨味が強調されていると感じます。

tr.3 Wash it all away
彼らの特徴でもある妙に北欧メタル的な甘いメロディを主役にしたメロウ・ミッド。
トラックも重さ激しさをやや控えているので、非常にバランス良く仕上げられてあります。

tr.4 Ain't my last dance
甘いどころか爽やかさすら感じてしまうフックが衝撃的な即効性に優れたへヴィ・ミッド。
ブリッジのおどろおどろしさやデス声との共存はちょっと居心地が悪いですが、新鮮な楽曲ではあります。

tr.5 My nemesis
いつものやや退屈なスロウと同系統ながら甘切ないメロディとへヴィネスが高相性を見せるメロウ・チューン。
演奏もアレンジもコンパクトにまとめられているので愛想が良く聴き易い楽曲。

tr.6 No sudden movement
彼らのハードコアな部分を押し出した直線的かつ暴力的なへヴィ・ミッド。
個人的にグルーヴを殺してもう少し速くてもイイんじゃないかと、珍しく思った楽曲。

tr.7 Question everything
朗々と歌い上げるメロディを主役にしたメロウ・チューンでtr.5同様素晴らしい出来の逸品。
ただ、色々余計な飾りを付けたり冗長だったりする部分があり、惜しい出来でもあります。

tr.8 Hell to pay
バウンシーなグルーヴが気持ち良いヴァースと甘切ないフックを兼ね備える、即効性に優れたミッド。
キレの良いリフと良質なメロディはどちらもメタリックな旨味があり、押し引きも巧み。隙の無い楽曲です。

tr.9 Digging my own grave
いつもの5FDPらしい重苦しいスロウ。歌メロと工夫のあるコーラスはかなりイイと思います。

tr.10 Meet my maker
汚いグロウルから少し汚いクリーンに、北欧臭さの強いギターソロ、それらをスムースに展開させるへヴィ・ミッド。
非常にサービスが良いうえに即効性抜群のメロディも完備した楽曲。巧みなバランス感覚が実にお見事。

tr.11 Boots and blood
キレの良いドラムとバウンシーなリフとメロディをマーチング・テンポで仕上げたマリリン・マンソンちっくなミッド。
単純で分かり易い、という点においては今作で一番ですが、凡庸さでも恐らく今作一。

○以下デラックス・エディション用のボーナス・トラック。たぶん日本盤と同内容。

tr.12 You're not my kind
直線的なカッコ良さをがっつり叩きつける、4th収録曲「Brun MF」を踏襲した凶暴なアップ。
ブリッジのギターソロも火を噴くような暑さと臭さ。本編に収録していないのは犯罪的。

tr.13 This is my war
グロウル雑じりのコーラス以外は拍子抜けするほど普通のハードロック。もしかしたらカヴァかも?
ボーナス・トラックにふさわしい味付けでありながら本編収録でも問題ない完成された楽曲です。

tr.14 I apologize
いつものアコギをフィーチュアしたスロウですが割とポップな歌メロでじんわりとほんわか系の雰囲気も。
本編収録のスロウと交換して頂いても一向に構わない、素晴らしい出来。

tr.15にはtr.2のアイデアを入れたと思われる留守電かICレコーダーの音を収録。別にいらんけど、ちょっとイイ感じ。
ヒドゥン・トラックなのでもしかしたらボートラでは無く通常盤にも収録されているかも。


そろそろマンネリ感が漂いそうな頃ですが、これまでの作風を踏襲しながらもちょっと違う良さも打ち出しています。
スロウでもうちょっと割り切ってセルアウトして方がいいかな、と感じますが概ね良好な塩梅です。
アルバムとしてますます隙のない造りで楽曲のバラエティも微増させており安心して聴いて頂ける傑作です。
個人的にtr.12を本編に入れなかったのは大減点だと思うので、これから購入する方はまずボートラの試聴をオススメ。
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

カテゴリ
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
プロフィール

heyzo

Author:heyzo
レビューするよ。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。