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Chamillionaire / Ultimate Victory (カミリオネア)

Chamillionaire / Ultimate Victory
ChamillionaireUV


ビーフやカース・ワーズを避ける、というちょっと変わったギャングスタ・ラッパー。
活動拠点はヒューストンでポール・ウォールとのデュオでデビューしていますが、泥臭さはあまりなく洗練されています。

カミリオネアの2nd「Ultimate Victory」`07年リリース。

tr.1 The morning news
前のめりに突っ込む直線的なフロウとユルめの歌フックを聴かせる即効性に優れたアップ。
ケインによるややドラマチックなトラックも南部感控えめで分かり易いと思います。

tr.2 Hip hop police
ジョナサン・ロッテム制作で重めのストリングスが印象的な50セント風味の激キャッチィなミッド。
主役の声とフロウも50っぽくてちょっと戸惑いますが、間違い無く素晴らしい楽曲です。
更には御代スリック・リックがゲストとして普段よりちょっとタイトなフロウを聴かせてくれます。

tr.3 Standing ovation
ケイン制作、音量控えめながら全編にロック系のギターを敷き、気だるい歌フックを乗せたアップ。
クレジットによるとKurt Carr/Reignという楽曲を使用しているようです。

tr.4 Won't let you down
ケイン制作で電子音がちょっと強めなんですがビートだけ聴くと一応ミッド・ファンク、かな?
分かり易いトラックとフックが用意されてはいますが、インパクト不足。

tr.5 Industry groupie
一転してインパクト抜群というか、耳を疑う大ねたヨーロッパ/Final countdownを使用した勇壮な楽曲。
トラックに対してリリックの方はネタとは程遠いスケールの小ささで、ユーモラスな仕上がり。

tr.6 Pimp mode
UGKのバンBが客演を務める、乾いたラテン系のギターが気だるいメロウ・ミッド。
トラックは地味ながらメリハリのあるものですがラップもフックもダルダルなのでちょっと眠い。

tr.7 Rock star
リル・ウェインをフィーチュア、ハードロック系のギターを南部ビートに乗せたミッド。
曲の出来はあまり良くないですが、ウィジーのヨレヨレ・フロウの存在感が物凄くて主役が喰われてます。

tr.9 The bill collecta
プレイ・ン・スキルズが制作クレイジー・ボーン客演と、"Ridin'"と同様の布陣で制作されたミッド。
PNSらしさ溢れる安くてだるい楽曲で即効性はほとんどありませんが中毒性は高めの逸品。

tr.10 The ultimate vacation
カミリオネアの鼻歌フックが実によくハマった、ゆるゆるほんわかメロウ・ミッド。
ヴァース部分もやや起伏のある歌系のフロウなのでかなり聴きやすい楽曲です。

tr.11 Come back to the streets
一応スクリュード・ヴォイスによるフックらしきものはありますがほぼラップで突き進むオトコマエなアップ。
妖しい高音シンセをウワモノにしたトラックにちょいファストなフロウを聴かせてくれます。
愛想は全くないですが主役のラップ・スキルたっぷり楽しみたい、という方なら必ず気に入るハズ。

tr.12 I think I love you
シンプルなビートにバウンシーなフロウを乗せたタイトな仕上がりのミッド。
歌フックとウワモノは甘めですがヴァース部分を中心にスリリングな味わいを楽しめるオールドスクールな曲。

tr.13 The evening news
ケイン制作でtr.1と対になっている楽曲のようですが、出来はイマイチ。

tr.14 Welcome to the south
UGKの片割れ、故ピンプCをフィーチュアしただるくてダーティなミッド。
そんなにサウス感あふれるトラックでもなくアルバム中では凡庸な出来なのが残念。

tr.15 You must be crazy
リル・ケンというラッパーをフィーチュアしたラップを聴かせるタイプのミッド・ファンク。
銃のローディング音を散りばめた不穏なトラックながらそれなりにキャッチィで即効性は高めです。

tr.16 We breakin up
他の曲とは一線を画すソウルフルなメロウ・ミッドで渋い仕上がり。
カミリオネアさんはひょっとして歌もイケるんじゃないかな、と思わせる出来です。

tr.18 Rocky road
大先輩デヴィン・ザ・デュードが客演したダーティ・サウス系の妖しく甘いメロウ・ミッド。
ゆるめのフックが用意されてはいますがデヴィンのキャラクターを生かせるほど緩みまくった曲では、ないです。

tr.19 The ultimate victory
浮遊感のあるウワモノが印象的ながらビートもしっかり立てた非常にバランスの良いミッド。
ポップという程のマス・アピールは無いものの、抜群の即効性を持った楽曲。


前半の時代性をしっかり取り込んだ派手目な楽曲よりも後半の落ち着きが頼もしい力作。
主役はちょっと華が無いですが多彩かつ安定したスキルの持ち主なので安心して聴いていられます。
ただ、ゲストとトラックの親和性がイマイチで、客演陣目当ての購入は控えた方が良いと思います。
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テーマ : HIPHOP,R&B,REGGAE
ジャンル : 音楽

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