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Def Leppard / Songs From The Sparkle Lounge (デフ・レパード)

Songs From the Sparkle LoungeSongs From the Sparkle Lounge
(2008/04/29)
Def Leppard

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かつて圧倒的なセールスを誇った英国のハードロック・バンド。
カヴァー・アルバムをはさんで6年ぶりのオリジナル・アルバム。

デフ・レパードの9th「Songs From The Sparkle Lounge」`08年リリース。

tr.1 Go
ヘヴィ・ロック/モダン・ヘヴィネスの影響がリフや音造りに見えるハードロック。
「Slang」のような違和感は無く、デフレパード以外の何物でもない曲に昇華しています。

tr.2 Nine lives
カントリー・シンガーのティム・マッグロウが客演したポップな楽曲。
ボーナス・トラックtr.13 のティム抜き版と聴き比べても大きな差異は無くゲストの意味が不明。

tr.3 C'mon c'mon
ハンドクラップが目立つ切れの良いヴァースとキャッチィなサビを持ったロック。
ヴァースは今作のシンプルなプロダクションが生きたモノですがサビはちょっと軽いかも。

tr.4 Love
きっちり造り込んであるものの、シンプルでメリハリの効いたバラード。
中盤は少しクイーンっぽいオペラちっくな展開。
ボーナスのtr.12アコースティックver.の方がいいかな。

tr.5 Tomorrow
イントロなどに配されたスキャットこそらしくないですが他はもろレップスなポップ・チューン。
特にプリ・コーラスから彼らの魅力がハッキリ出ています。

tr.7 Hallucinate
イントロからアウトロまで一環してポップで派手な彼ららしいハードロック。
全盛期でもここまで明るい曲はあまり演っていないですが程好く力の抜けた良曲。

tr.8 Only the good die young
甘いメロディと分かり易いサビを軽い音でポップに仕上げ。
ギターソロはメロディアスでハードなので昔からのファンは安易にスキップしないで下さい。

tr.9 Bad actress
古典的なノリの鬼キャッチィなロックですが、若い雰囲気に溢れてます。
リード・ヴォーカルはジョーにしてはかなりラフ。曲には合ってます。


優れたメロディと演奏を執拗なまでに緻密なスタジオ・ワークで仕上げるのが本来のスタイルですが今作ではプロデュースは控えめでレップスとしてはかなりシンプル。
明るい曲が多いので曲によっては只のギター・ポップに聴こえてしまったりも。
メロディの愛想がいつも以上に良いので聴き易いですが、やはりあの胃もたれするような重厚かつ緻密なサウンドが懐かしいのも事実。
新しい試みも満載ですが80年代のレップスが聴きたい方はこのアルバムは見送っても良いでしょう。


こんなのも来月でるよ。ライヴ+スタジオ音源みたいです。
Mirrorball-Live & MoreMirrorball-Live & More
(2011/06/07)
Def Leppard

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テーマ : HR/HM
ジャンル : 音楽

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非公開コメント

No title

ワオ
奇遇ですね

俺もちょうどデフレパについて書いたばっかです

Re: どなどなさん

毎度どーも。

はい、気付いておりましたが、
ナチュラルなネタ被りが恥ずかしくてスルーしちゃいました。

ライブ盤リリース前なんで盛り上がるといいッスねぇ。
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